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モデルをキャスティングする方法とキャスティング会社に依頼するメリット

2021年2月28日


会社の商品などをPRしたい場合、知名度のあるモデル・タレントをキャスティングしてイメージアップを図りたいところ。

ですが、段取りや交渉の仕方を間違えるとトラブルに発展する恐れがあるので、経験と実績のあるキャスティング専門の会社への依頼がおすすめです。

ここでは、モデル・タレントをキャスティングする際に押さえておくべきポイント、そしてキャスティング会社に依頼するメリットをご紹介します。






キャスティングしたいモデルの探し方




キャスティングしたいモデルはどこにいて、どのように連絡を取れば良いのか分からない方も多いはずです。

ここでは、広告に出演してほしいモデルあるいはタレントとの連絡方法についてお話ししましょう。

モデルは事務所への所属、またはフリーで活動しているケースがあるため、それぞれの違いを以下で確認しておいてください。





モデル事務所に所属している


モデル事務所に所属している場合、事務所から斡旋された仕事をうけて活動しています。

事務所を経由してキャスティングをする場合、実績のある場所なのか、またどんなジャンルに強みがあるのか、どのような個性があってどんなブランド力を持っているのか見極める必要があります。

ただし、いずれも公開されていない情報がありますので、モデル事務所との長年の信頼関係や、コネクションが必要です。

なお、モデル事務所だと活動費用を事務所が負担している場合もありますが、ほとんどの場合、活動費用は個人が負担している場合が多いので、依頼する場合はこの点も考慮する必要がありそうです。





芸能プロダクションに所属している


モデル事務所とは別に、芸能プロダクションに所属していることもあります。

芸能プロダクションには、主に「専属マネジメント契約書」を提携して、雇用されているモデルが所属しているのです。

事務所の所属と異なる点は、会社との雇用契約なので、ある程度の保証された給料が支給され所属プロダクションの商品としてPRされます。

ただ、会社側の裁量によって仕事の内容が決まる傾向にあり、仕事の受け方は、モデル事務所と同様、キャスティングの交渉は芸能プロダクションを介して行います。





マッチングサイトに登録している


マッチングサイトは、キッズからシニアまで年齢層が幅広く、キャスティングしたい人物のプロフィールから条件を確認できます。

写真撮影、CM、モニターなど、ジャンル毎に登録している人物を一覧で確認できるので、キャスティングしたい条件が決まっている場合は、すぐに専用フォームから依頼できるでしょう。

マッチングサイトでは、あらかじめ派遣会社で面談して事前確認している人物が登録しています。

モデル・タレントとのやりとりは、電話やオンラインで募集から条件交渉まで代理で調整してもらえます。

仕事を依頼した当日まで、スケジュール管理や報告管理まで行ってくれるサービスもあるため非常に便利です。

マッチングサイトは、キャスティングしたいイメージや条件面がある程度決まっている、急いで依頼したい場合は、使っておいて損はありません。





SNSのインフルエンサーに依頼する


最近ではInstagramなどで活躍しているフリーの方も増加傾向にあり、フォロワーが多いインフルエンサーとなれば、企業から出演のオファーを受けてSNSで商品PRをすることで大きな口コミ効果が得られる場合があります。

とはいえ、インフルエンサーのジャンルやフォロワー数などの影響力も関係するので、どのインフルエンサーが最適なキャスティングとなるかは見極めが必要です。

なお、知名度のあるインフルエンサーの場合、広告への出演を依頼する側がキャスティングに慣れていないと不安に思うケースがあり、出演してもらえない場合があります。

SNSのインフルエンサーをキャスティングしたい場合は、SNSのDM機能で具体的な条件を提示する方法が挙がるでしょうが、複数のインフルエンサーへ依頼するため、出演交渉をすべて広報担当が行うことになります。

なお、キャスティングする人物とは直接のやり取りになるので、出演までの日程管理や調整作業が発生し、作業ボリュームもそれに伴い膨れ上がる可能性も無きにしもあらず。






自分でモデルをキャスティングする手順




キャスティングは、目に見えない条件の整理、交渉、段取り、スケジュール管理などやるべきことがあります。

キャスティングの際に行う具体的な手順を確認して、しっかりと準備しましょう。





PRする対象を明確にする


知名度の高いモデル・タレントをキャスティングすればインパクトがあって話題性があります。

しかし、企画段階でターゲットにしているユーザー像とかけ離れてしまうと、求めている結果につながりにくい場合がありますので、どのような人物に対してPRするかを明確にしてください。

これは「ペルソナ設定」と呼ばれますが、特定の人物をイメージして、年齢、性別、職業、性格、ライフスタイル、悩みなどを明確にすることで、キャスティングしたい具体的なイメージが浮かび上がります。

情報を整理すれば、訴求したいポイントも明確になりますので、PRする対象を明確にしておきましょう。





広告媒体を決める


訴求したターゲットが決まったら、キャスティング後で露出するメディアを決めます。

メディアは、大きく分けて下記のような種類に分けられます。


  1. ・ペイドメディア
  2. ・オウンドメディア
  3. ・アーンドメディア

企業の場合は、既に所有・運営するオウンドメディアがあるので、テレビ広告などのメディアで大々的にPRして、対象のユーザーに認知してもらい、メディアへの流入を狙えます。

ユーザーが第三者の口コミが気になる思考や行動パターンも考えて、自社運営のSNSへの情報発信で口コミ効果を狙うと、ユーザーの動線を可視化できてデータ収集しやすくなり、広告効果が得やすくなるでしょう。





広告掲載の期間とタイミングを決める


求める効果を具体的にした後は、広告を掲載する期間とタイミングを決めます。

どのようなメディアに、どのタイミングで、どのぐらいの期間出稿するかを考えます。

3ヶ月(1クール)、6ヶ月、1年と単位を決める方法があるので、これを参考にしてください。

その次に、キャスティングする人物のレベル、求める広告効果を具体的にして、依頼する仕事の内容、契約面の条件交渉を整理しましょう。

注意しておきたいポイントは、キャスティングする人物と契約する際に、「競合となる企業への出演制限をかけるか検討する点」です。

ただ、一定の期間独占する場合は、キャスティングで採用する人物にも大きな制約となるので、別途、専属契約料や拘束料が発生します。

なお、WEBサイトでの広告を掲載する場合は、制限をかけることができないので注意が必要してください。





広告の予算を決める


誰を、どの媒体に、どのぐらいの期間でキャスティングするのかを決めると、大枠の予算が決まります。

知名度のある有名な人物を起用して、複数の媒体に長期間掲載すると、予定より費用がかかる可能性大です。

場合によっては、キャスティングを含め数百万~数千万の出演料が必要になる場合もあるでしょう。

限られた予算内で訴求したい場合は、ペルソナの設定に近い人物を探します。

ユーザーの動線を考えることで、複数の媒体へ無造作に広告を掲載せずに済みますし、期間を絞って効果測定しながら次のアクションを考え、キャスティングを検討します。





オーディションを実施する


キャスティングする人物のイメージが固まったら、次に行うのがオーディションによる選考です。

キャスティングする人物のイメージが明確なら、写真・プロフィールで書類選考のみとする場合があるでしょう。

ですが、キャスティングする人物の具体的なイメージが曖昧で、会話を通して人柄などを見る場合、オーディションは有益になる可能性が高めです。

キャスティングのオーディションは、1つの会場に集めて開催する方法が一般的でしたが、ソーシャル・ディスタンスを考える場合は、会場、人数、日時を複数に分けて開催する必要があります。

会場でキャスティング・オーディションを行うなら、開催するにあたって企画を練ったり、会場運営のスタッフを決めたり、説明資料の準備・作成など、事前の打ち合わせと準備が必要です。

今では、オンライン上である程度の雰囲気をとらえる方法もあります。

ダンスや歌などを選考の対象とする場合は、キャスティング・オーディションに際してスマートフォンの機能で動画を送ってもらう方法も考えられます。

広告の趣旨に沿った人物なのか、個性や魅力をよく精査して判断しましょう。


書類やキャスティング・オーディションで選考が終われば合否の案内をします。

選考の結果が決まったら契約締結をしますが、ほとんどの場合、どこかの事務所に所属している場合が多いので、所属事務所との契約が一般的です。

広告に掲載する人物の肖像は、所属事務所のガイドラインが関係しているので事前に確認しておきましょう。

被写体の顔・手・足・髪・後ろ姿といったパーツを、どのような目的で、どの媒体に使用するのか、契約に明記する必要があるのです。


▶参考 | 出演と契約に関するガイドライン

締結した契約書の記載内容の範囲を超えた肖像の利用は契約違反となるため、ペナルティを科される可能性が高いので注意してください。






キャスティング会社はどんなことをしてくれるのか?




自分でキャスティングするのも良いですが、キャスティングする以外にも段取りや調整が必要です。

「キャスティングの時間がない」「キャスティングに自信がない」という場合は、キャスティングしてくれる会社に依頼すると良いでしょう。

以下にキャスティング会社はどのようなことをしてくれるのか纏めています。





クライアントの依頼内容を整理して提案


PRの効果が得やすくなるように要件を整理し、条件に合うモデル・タレントなどを選定してもらいます。

広告PRと会社のブランドイメージをしっかり伝えて、企画に合った人物をキャスティングしてもらえるように、企画内容を整理しておきましょう。

キャスティングのイメージが決まっていない場合は、どのように決めていけば良いのか相談しながら進めてください。

キャスティング会社ではモデル・タレント・インフルエンサーなど、複数の人物からキャスティングの候補をピックアップしてもらえるので、プロフィール、実績、特長を確認し、その中から選びます。

キャスティングの候補がコンセプトに合わない場合は、遠慮せず何度も選定してもらうべきです。





モデルやタレントの募集をかける


キャスティング会社が提携している芸能事務所や、その他のコネクションをたどって、企画に沿うモデル・タレントなどの募集をかけます。

人物を選定するときは、宣材写真の収集、プロフィール、実績などの情報を提供してもらいましょう。


宣材写真からは当人の意気込み、力の入れ方がある程度判断できます。

専用のSNSアカウントを開設して、日々の活動内容を精力的に発信している人物もいるはずです。

特長を知るきっかけになるので、キャスティングと合わせてチェックしておいてください。

モデルのキャスティングだけでなく、撮影当日はカメラマン、ヘアメイクなど、あらゆる人材をワンストップで手配するサービスを提供してもらえます。





オーディションの代行


書類選考では把握できない場合は、前述のキャスティング・オーディションを開催します。

その場合は、キャスティング会社と綿密に打ち合わせをして、どのようなオーディションのメニューにするか提案を受けるでしょう。

本番当日の撮影を想定して、ウォーキングやポージングなどを盛り込むのか、スタッフとコミュニケーションをとって、円滑に進められそうなのかなど、さまざまなことを相談しながら進めてください。

撮影までのスケジュールを調整しながら、衣装のフィッティングや、リハーサルなども並行して行います。





契約締結のサポート


選考された中からコンセプトに合った人物を決めますが、キャスティング会社を介して、事務所側に契約締結の意思を伝えてください。

契約締結の際は、キャスティング会社から注意事項の説明と締結までのサポートをしてもらえます。

ただ、肖像に関する契約事項はとてもデリケートな内容です。

契約違反をすると、後で損害賠償や思わぬトラブルになる可能性があります。

契約のサポートはしてもらえますが、何もかも丸投げにせず、契約締結前に注意しておくべき内容を事前に確認しておきましょう。





撮影当日のサポート


出演の契約締結が完了したら、次に待っているのは撮影で使う候補日の調整です。

当日はキャスティング会社のディレクターが同行し、現場での調整などをサポートしてもらえます。

モデルのスケジュール以外に、カメラマン、ヘアメイク、スタイリストなどの関係スタッフとのスケジュール調整が必要となるので、3週間から1ヶ月ほどの空予定を調整してください。

それまでの間、撮影場所、撮影シーン、商品以外のアイテムの選定などをあらかじめ決めておきます。

PRする内容によって、企画やコンセプトに合うか細かい調整をしてくれるでしょう。


撮影本番は、各担当スタッフとの打ち合わせから詳細な指示、段取りの確認までを取り仕切ってくれます。

宿泊場所、交通機関の手配、食事の手配、衣装のフィッティングなど、仕事が円滑に進むようにサポートしてくれるのです。






キャスティングを専門会社に依頼するメリット




モデルだけでなく、タレント・芸能人、アスリートなどをキャスティングするなら、キャスティングに実績と経験のある専門会社に依頼すれば安心です。

それでは、キャスティング会社に依頼すると具体的にどんなメリットがあるのかご紹介します。





企画にマッチした人物を提案してもらえる


キャスティング会社は幅広いコネクションを持っていますので、モデルやタレントの選定をするためのノウハウと豊富なデータを持っています。

業界のジャンル、イメージに合うタレントやモデル、掲載する媒体など、複数の要素を考慮してキャスティングすべき人物は誰なのかを検討してくれるわけです。


・ジャンル(以下、モデルに限定)
ファッション、サロン(美容系)、コマーシャル、雑誌、パーツ、絵画、動画、スチール など

・イメージ
美人系、キッズ系、シニア系、アイドル系、上品なお嬢様系、個性派系、セクシー系 など

・広告媒体
イベント、POP、テレビ、CM、WEB広告、SNS、動画 など

芸能事務所は数百社にのぼり、所属しているモデル・タレントの数だけ可能な限り選定しますので、幅広い知識と経験が求められるでしょう。

実績のあるキャスティング会社と提携すれば、過去の実績や事例から具体的なキャスティングの案を出してもらえます。





スケジュール管理、調整などの手間が省ける


モデルのキャスティングから撮影当日までは、関係者と数多くの調整作業とスケジュール管理が発生します。

滞りなく企画を完遂するには、押さえておくべきポイントも含まれるでしょう。

キャスティング会社は、事務所との契約から立ち合いまでワンストップで対応してくれますので、心強い存在といえます。


  1. ・イベントの企画作りのサポート
  2. ・タレントのキャスティング
  3. ・オーディションの企画、会場手配
  4. ・撮影方法やスタジオの選定
  5. ・撮影の現地同行
  6. ・撮影現場での指示、調整
  7. ・所属事務所との条件交渉
  8. ・肖像利用の管理など

キャスティング会社に委託することで、このような業務を一括で依頼できるメリットがあるのです。

キャスティングに慣れていれば問題ないですが、広報担当の方があまりキャスティングに慣れていない場合は、キャスティング会社に委託することでトラブルを未然に防ぐことができます。





撮影スタッフを手配してもらえる


モデル以外にも撮影に関わるスタッフの手配も重要です。

被写体の良さを引き出すためには、サポートスタッフの存在も欠かせません。

撮影スタッフには、カメラマン、ヘアメイク、スタイリスト、照明、デザイナーを手配しますが、屋外で撮る場合、ロケバスの運転手や小道具などのスタッフの手配も必要です。

しかし、コネクションがないと優秀な人材の手配はなかなか至難の業になるでしょう。

キャスティング会社に依頼すれば、必要なスタッフの手配や撮影現場でのスケジュール管理、調整まで行ってくれます。

必要なスタッフの手配だけでも相当な労力がかかりますので、一括して依頼できることで負担が軽減され、制作のパフォーマンスを高めることができるわけです。





契約交渉をとりまとめてくれる


事務所や撮影スタッフなどを手配する場合の契約は、複数の会社と契約条件の整理や交渉を行う必要があります。

キャスティングするモデル・タレント・芸能人が複数になる場合は調整する内容も多くなり、契約内容も複雑になる可能性も考えられるでしょう。

キャスティングでは所属事務所と契約締結することになりますので、肖像利用や使用する期間など、あらかじめ取り決めが必要です。

肖像権や著作権など、法律的に確認しておかなければならない内容があるので、注意が必要です。


  1. ・肖像の使用目的について、出演内容を記載した発注確認書で使用範囲を書面でとり交わす。
  2. ・肖像の利用開始から契約期間満了までの肖像管理を明確にする。
  3. ・契約締結の際に肖像の使用範囲、使用項目毎の契約料・出演料、使用期間などを明記する。

契約管理は複雑な要素が絡むため、キャスティング会社に委託すれば安心できるでしょう。





コストが抑えられる


キャスティング会社1社と契約するだけで、モデルやタレントのキャスティングから出演の交渉、撮影に必要な人材の手配まで幅広く委託できるのです。

キャスティング会社に支払う料金は、売り出し中のモデルの場合は30万~50万で、知名度のあるモデル・タレントの場合は100万から200万と金額に差があります。

ただ、経験と実績豊富なキャスティング会社に任せることで、出演依頼や人物の手配など時間が短縮でき、企画業務や広告戦略といった自社でのコア業務に集中できるので、結果的にコストパフォーマンスが高くなる点も魅力的でしょう。






まとめ


今回は、モデルをキャスティングして撮影をしたい方向けの解説を行いましたが、いかがだったでしょうか?

キャスティングに慣れていない場合、モデル・タレントにどう出演の依頼をすればいいのか、スタッフの手配や調整はどう進めるべきか悩んでしまうものです。

しかし、キャスティング会社に人物の選定・手配や諸々の準備を委託することで、制作したい広告のイメージに適したモデル・タレントの選定や撮影をサポートしてもらえます。

「どんなモデルやタレントに出演してもらおうか」という選定こそが、視聴者・読者に与える印象の良し悪しを左右するといっても過言ではありません。

本稿の内容を参考にしつつ、モデル・タレントやキャスティング会社の選定は慎重に選ぶようにしましょう。

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