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世界中で大注目のK-POP―韓国式オーディション番組

2021年4月1日
今年、人気グループBTSがグラミー賞にノミネートされるなど、昨年に引き続き、世界中でK-POPが注目され、人気を得ています。

そんなK-POPのアイドルを発掘するべく、韓国でも様々なオーディションが行われています。

また、韓国ではオーディションの模様がテレビ番組として放送され幅広い世代から人気を獲得しています。

今回は、韓国で人気の『オーディション番組』について簡単にご紹介します。

また、最も人気のあるオーディション番組『PRODUCE101シリーズ』について、本国韓国版と昨年開催された日本版、今年開催の日本版シーズン2について少しご紹介したいと思います。

韓国で人気のオーディション番組



韓国では、オーディション番組が数多く制作されており、これまで多数の人気アイドルグループ等を輩出しており、 若い世代を中心に、幅広い世代に人気のコンテンツとなっています。

韓国でアイドルを目指す場合、大多数の人が数カ月から数年間の練習生期間を経て、デビューの切符を勝ち取ります。

超人気グループBTSの場合も、メンバーそれぞれ1年~3年の練習生期間がありました。

通常、練習生の練習風景等が一般視聴者の目に触れる機会はほぼありません。

オーディション番組は、そうした日々の練習風景や練習後の風景等を垣間見ることができる点や、番組によって、審査員や出場者として視聴者自身が参加できることから人気のコンテンツとなっています。

また、オーディション番組内で落選しても、各事務所からスカウトを受け、デビューするケースもあり、出場者は、各プロダクションの関係者からも注目されています。

さらに、近年では日本出身の参加者の増加や日本版の制作も行われ、日本でも若い人を中心に注目されています。

世界的人気のグループBTSのジョングクさんも「SUPER STAR K」のシーズン3を受けて予選で落選しましたが、予選の映像を見ていた複数の事務所の関係者からスカウトされ、今の事務所に所属しBTSとしてデビューしました。

韓国で制作された(制作されているものを含む)オーディション番組 ※抜粋



・PRODUCE101シリーズ(I.O.I、Wanna One、IZONE、X1を輩出)
・SIXTEEN(TWICEを輩出)
・X-NO.MERCY(MONSTA Xを輩出)
・SUPER STAR K2(ホ・ガク、ロイ・キム等を輩出) 
・WIN:Who Is Next(WINNERを輩出)
・熱血男児(2PMを輩出)
等10以上のオーディション番組が制作されています。

■大人気オーディション番組『PRODUCE101シリーズ』



韓国で最も人気のあるオーディション番組の一つが『PRODUCE101シリーズ』です。

『PRODUCE101』は、2016年に韓国で始まった大型オーディション番組で、一般視聴者が国民プロデューサーとなり審査員として参加する新しいスタイルのオーディション番組で、これまでに4回制作されており、現在では、日本版や中国版も制作されています。

これまでの最終合格者達はそれぞれアイドルグループとしてデビュー・活動しています。

また、最終結果が不合格の人の中からデビューを掴んだ人も沢山いることも注目度が高い理由の一つです。

今回は、韓国式のオーディションをPRODUCE101シリーズをとおして少しご紹介します。

PRODUCE101シリーズのこれまでの合格者たちのデビューグループ



2016年:l.o.l
2017年:WannaOne
2018年:IZ*ONE
2019年:X1
2019年:JO1(日本版での最終合格者によって結成)

PRODUCE101シリーズの大まかな内容



・韓国の音楽専門チャンネル「M-net」で制作・放送されるオーディション番組

・本放送と連動してYOUTUBEや動画配信サイトでも放送される

・101人の練習生を決定
 ※日本版シーズン1の場合は、書類選考・全国7都市での会場審査2回等を経て決定しました。

・101人の練習生による合宿・課題披露(ここから番組の収録および本格的な審査が始まる)をし、最終順位で上位11名がグループとしてデビューとなる。

★審査(投票)は、プロではなく、国民プロデューサー(一般視聴者)によって行われる。
★合宿をしながら出された課題に取り組み、番組放送で披露し、視聴者投票が行われる。

応募資格と選考方法



容姿や実力を重視する韓国だからこその審査方法でもあると思いますが、『PRODUCE101』シリーズでは、練習生によるサバイバルで審査結果が出ます。

日本版でも本国韓国と同じ選考方法を取り入れていました。

韓国版と日本版の応募資格の違い



韓国版:シーズンによって多少差はありますが、既に各事務所等で練習生として活動している14歳以上の人

日本版:16歳~30歳まで(シーズン2は27歳まで)の事務所に所属していない男性・日本在住者
日本版では全国各地から6000名以上の応募があったそうです。

韓国版では、一定以上のレベルを求めているからか、各事務所に所属する練習生であることが求められていましたが、一般視聴者の声を反映した形で、シーズン4から一般練習生(無所属)からも応募可能になりました。

一方、日本版では、韓国版とは逆に練習生経験のない人から募集を行いました。

選考方法



今回は、2019年に開催された日本版を例にご紹介します。※韓国版も大きくは変わりません。

1.クラス分け



PRODUCE101では、練習生の101名に選ばれると、全練習生とトレーナーの前でその時点での実力を披露し、クラス分けが行われます。合宿では、分けられたA~DとFの各クラスでトレーナーによるレッスンと自主練習を経て、再度クラス分け評価が行われました。

最終的にAクラスに入った練習生は、番組テーマ曲の披露の際にセンターエリア(一番目立ち、視聴者にアピールできる良いエリア)で披露することができ、B・C・D・Fのクラス順に披露できるエリアが変わってくるので、練習生は皆、まず番組テーマ曲披露のセンターエリアを目標として必死で練習を繰り返します。

2.グループバトル



課題曲が用意され、各曲2グループずつが同じ課題曲でダンス・歌・ラップ等を披露します。

K-POPとJ-POP合わせて10曲が用意されました。

課題曲例(韓国版)
少女時代「into the NewWorld」、missA「Bad Girl Good Girl」、EXO「Call Me Baby」、BTS「Boy in Luv」等

課題曲例(日本版)
EXO「LOVE ME RIGHT」、BTS「FIRE」、SHINee「EveryBody」、三浦大知「(RE)PLAY」、AAA「WakeUP!」、BLACKPINK「DDU-DU DDU-DU」等

3.ポジションバトル



ボーカル4曲・ダンス4曲・RAP1曲の3ジャンルで課題曲が用意され、各曲2チームずつで披露しました。

課題曲例(韓国版)
BIGBANG「MONSTER」、EXO「Growl」、iKON「Rhythm Ta」、エド・シーラン「Shape of You」、少女時代「into the NewWorld」、アリアナ・グランデ「Side to Side」等

課題曲例(日本版)
backnumber「HAPPY BIRTHDAY」、ONE OK ROCK「Wherever you are」、BTS「DNA」、SEVEN TEEN「HIGHLIGHT」、Hey! Say! JUMP「OVER THE TOP」、PRODUCE101オリジナルラップ等

日本版のラップ局では、用意された曲に練習生自身がラップ詞を書き、オリジナル曲を制作しました。

各バトルでの面白いポイント、視聴者にる『投票』



PRODUCE101の韓国版・日本版で共通する、大きな特徴といえば、国民プロデューサーと呼ばれる一般視聴者とスタジオ観覧者による2種類の『投票』です。

1.国民投票



101人の練習生から推しメン11人を選んで、決められた投票期間内に投票します。

投票は、特設サイトの投票ページから行います。

2.現場投票



各バトルごとに会場で観覧しているお客さんが投票をおこないます。

バトルによって、「もっとも良かった練習生」、「もっとも良かったチーム」等を選んで投票します。

この投票で1位を獲得した練習生・チームにはベネフィットとして特別点が加算される仕組みです。

2種類の投票によってポイントを加算していき、全3回行われる順位発表式でボーダーラインの順位を超えられなかった練習生は脱落していきます。

ただし、各順位発表式毎にポイントはリセットされるため、各回ごとに順位にかなりの変動がみられるのも特徴であり、面白いポイントになっているのではないでしょうか。

4.デビュー評価バトル



上位20名を2チームに分け、それぞれ課題曲を披露します。

日本版では、下位の人から順番に希望課題曲およびポジションを選択できる仕組みでした。

PRODUCE101のトレーナーにはどんな人がいるのか。



PRODUCE101シリーズでは、毎回トレーナー陣にも注目が集まっています。

韓国版では人グループの現メンバーや元メンバーがトレーナーになることも多く、日本の場合、オーディション番組の制作が行われ、トレーニングをすることになっても、トレーニングは基本的に『トレーナー』として既に教える仕事をしている人が多いかと思います。

第一線で活躍するアーティストやアイドルがトレーナーとなり、直接トレーニングを受けられるというのも、韓国式のオーディション番組ならではの貴重な機会かもしれません。

昨年放送された日本版では、ダンサーや振付師、トレーナー等として第一線で活躍している人がトレーナーでした。

では、トレーナーにはどんな人がいるのか、韓国版(過去4回)と日本版で少しご紹介します。

PRODUCE101韓国版トレーナー(抜粋)


カヒ      アイドルグループ「AFTERSCHOOL」元メンバー      シーズン1.2   
ジェア      アイドルグループ「Brown Eyed Girls」元メンバー      シーズン1   
キム・ソンウン      歌手/JYP等の有名事務所でもトレーナーを務める      シーズン1   
チーター      Black Listのメンバー      シーズン1-4   
ペ・ユンジョン      振付師(KARAやT-araを担当)      シーズン1.3.4   
イ・ソクフン      音楽グループ「SG Wannabe」のメンバー      シーズン2.4   
シン・ユミ      歌手/BLACK PINK等のトレーナーも務めていた。      シーズン2.4   
イ・ホンギ      人気ロックバンドFTISLANDのメインボーカル      シーズン3   
ソユ      アイドルグループ「SISTAR」の元メンバー・リードボーカル      シーズン3.4   
チェ・ヨンジュン      振付師・ダンサー(SEVENTEEN・EXO・GOT7・TWICE等を担当)      シーズン3.4   


PRODUCE101日本版トレーナー


A-NON      ダンサー、振付師、演出家、タレント      シーズン1   
サイプレス上野       ヒップホップグループメンバー、DJ      シーズン1   
菅井秀憲      オペラ歌手、ヴォーカルディレクター(モーニング娘。等を担当)       シーズン1.2   
Bose      人気グループ「スチャダラパー」メンバー、MC      シーズン1   
WARNER      振付師・演出家(AFTERSCHOOL・AKB48グループ・乃木坂46・安室奈美恵・倖田來未・東方神起等を担当 )      シーズン1   
青山テルマ      アーティスト、2008年リリースの「そばにいるね」は850万DLの大ヒット      シーズン2(予定)   
KENZO      人気グループ「DA PUMP」のメンバー、振付師としても活躍      シーズン2(予定)   
KEN THE 390      ラッパー      シーズン2(予定)   
仲宗根梨乃      ダンサー、振付師(SHINee・少女時代・東方神起等の韓国を代表する人気グループの振り付けを多数担当。)ジャネット・ジャクソン等のスター歌手のバックダンサー等としても活躍しており、多くのK-POPファンから人気・支持を得ています。      シーズン2(予定)   


先日、開催決定が発表された第2シーズンでは、さらにトレーニングシステムを強化するため、人気アーティストや人気ダンサー、本国韓国のK-POPファンの多くも知る超人気ダンスエンターテイナー等がトレーナーとして参加予定だと発表されました。

こちらも凄く豪華なトレーナー陣ですね。

新型コロナウイルスの流行を鑑みた審査方法



今年、日本版はシーズン2がスタートしています。

ただ。今年は例年と違い、新型コロナウイルスの影響もあり、大人数や会場での審査が難しいようです。

そこで、新しく『オンタクト能力評価』というのが設けられました。

YOUTUBEの公式チャンネルにアップされる映像をみて、PRODUCE 101 JAPAN SEASON2公式サイトの投票ページから投票を行うことで、会場に行かずに評価できる新しい試みです。

オンタクト審査で101名から60名まで絞られ、本格的な審査がスタートします。

基本的な評価方法は、いままでと変わらないですが、状況に合わせて、新しい方法を取り入れていくのは良いことですね。

最後に



PRODUCE101では、課題を繰り返しながら国民プロデューサー(一般視聴者)による投票を繰り返し、最終順位の上位11名(韓国版シーズン3のみ12名)がデビューを勝ち取ります。

毎評価ごと投票が行われ、順位が決定するので、練習生と視聴者の双方が最終順位の発表まで、緊張やドキドキを感じたり、味わえるのがこの番組が注目され、最も人気を獲得する大きな理由かもしれません。

トレーナーや業界の人が審査をするのではなく、視聴者が審査・投票を行うのは韓国ならではないかと思います。

また、視聴者が選ぶからこそ、歌唱スキル・ダンススキルはもちろん、容姿・性格等も含めて、直球で視聴者の求める人が選ばれてグループとしてデビューをするので、デビューする時点で、番組放送時から応援してくれる一定数のファンがついてくるのも特徴かと思います。

韓国版の次回制作は未定ですが、新たにシーズン2の制作が発表された日本版でどんなメンバーが選ばれるのか楽しみですね。

気になる方は、日本版シーズン2を是非チェックしてみてください。
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